ビタミンC = アスコルビン酸とは?

 もっとも有名なビタミンの王様とも言えるビタミンC。そのビタミンCは動物の体を構成するたんぱく質の30%を占めるコラーゲンの生成に関わっています。
 コラーゲンってなに? それは女性ならよく見たり聞いたりする言葉のはず。
コラーゲンは体の細胞同士を結ぶ糸のようなもので、コラーゲンが不足すると細胞組織がうまくひっつかなくなり肌が荒れたり、ハリ(弾力)がなくなってしまうのです。ビタミンCがどのようにしてコラーゲンを合成させるのかよくわかっていませんが、ビタミンCはコラーゲンの遺伝子に指令を出してコラーゲンを合成させるのです。
 ビタミンCが不足するとコラーゲンが合成できないばかりか、関節痛になったり歯の組織までが弱ってしまいます。さらに血管組織がもろくなって出血しやすくなり、免疫力も低下して風邪などに感染しやすくなってしまいます。ビタミンCを摂取しないと最終的には死んでしまうのです。大航海時代に船員を苦しめた『壊血病』はビタミンC不足が原因でした。
 ビタミンCは別名『アスコルビン酸』とも呼ばれ、壊血病を意味する『スコルブ』に、否定の接頭語『ア』をつけたもので、『壊血病を防ぐ酸』という意味なのです。