ビタミンA
ビタミンAは目のビタミンと言われるほど視力に関係しているビタミンで、特に明るいところから暗いところへの『暗順応』の際に必要なビタミンです。 その仕組みは、ビタミンAが目の網膜というところでオプシンというたんぱく質と結合しロドプシンという物質になる。このロドプシンは可視光線にあたると再びオプシンとビタミンAに戻るというもので、この変化がサインとなって人はものを見ることができているのです。
ビタミンAとオプシンは何度でも結合と分離を繰り返すが、やがて新しいものと交換しなければならず、もし交換ができなければ結合物質のロドプシンが不足し、『暗順応』が適切に行われず遅れてしまうという事になり、これがいわゆる『とり目』というものになるのです。
目の調節機能にはビタミンA以外にも必要なビタミンはあるが、とりわけ眼精疲労にはビタミンAが重要なビタミンです。
また、ビタミンAそのものでなくても体内の酵素の働きによってビタミンAへと変化してくれる、『βーカロチン』でも有効で、βーカロチンは体の不足しているビタミンAの補充分だけビタミンAへと変化してくれるので、過剰摂取の注意が必要な脂溶性ビタミンであるビタミンAの補充に適しています。
忘れてはならないのは脂溶性ビタミンなので、脂質とともに摂取しないとビタミンAは吸収されないということです。