CPP(カゼイ・フォスフォペプチド)

 CPP(カゼイ・フォスフォペプチド)はカルシウム、鉄の吸収を助ける作用があり、牛乳に含まれている「カゼイン」というたんぱく質が変化してCPP(カゼイ・フォスフォペプチド)になります。

 牛乳からのカルシウム吸収率はほかの食材と比べて非常に高く約70%もあり、その理由はカゼインが含まれているからなのです。 ちなみに野菜からの吸収率は焼く15%、小魚の骨などからでも約30%しかありません。

 カルシウムや鉄分の多い食材を食べるときは牛乳も一緒に摂りたいものです。 しかし牛乳が苦手は人はどうすればよいでしょう? そんな場合はチーズやヨーグルトがお勧めです。 牛乳で下痢をしてしまう原因は「ラクトース(乳糖)」が牛乳に含まれているからで、「ラクトース不耐症」とも言います。 チーズは牛乳を発酵させ固形物にする際にラクトースが分離します。 ヨーグルトも牛乳の栄養素はほとんどそのままに、ラクトースは半分近くが分解されています。 ラクトース不耐症の人でもチーズやヨーグルトは食べられる人が多いでしょう。

 また、「カゼイン」を多く含む豆類を一緒に食べるというのも効果があるでしょう。 ひじきや小魚の骨、にぼしを食べるときは大豆、豆腐、納豆などを食べると、豆類に含まれている「カゼイン」がカルシウムの吸収を補助してくれます。